
仮想通貨の税金がやばいって聞いたよ…
結構稼いだけど大丈夫かな?



仮想通貨の税制が他の投資と比べて不利なのは間違いないね。
でも、きちんと理解することで不安はかなり減らせるよ!
「仮想通貨の税金が高すぎると聞いて不安…」と考えていませんか?
事実、税金を払えずに困る人はかなり多いです。
この記事を読めば、仮想通貨の税金はどのくらい取られるか、税金を払わなかった場合どうなるかがわかります。





税額を減らす手段も解説するので、ぜひ最後までご覧ください!
仮想通貨の税金はやばい?


仮想通貨の税金がやばいと言われる1番の要因は累進課税です。
累進課税 … 所得が多くなるほど税率が上がる課税制度
株やFXなど他の投資の利益は、累進課税ではなく一律の税率です。
投資対象 | 税率(所得税+住民税) |
株式投資 | 一律20.315% |
FX | 一律20.315% |
仮想通貨 | 15~55% |
例えば、仮想通貨で年間1億円の利益が出たとすると、所得税は以下の金額になります。
100,000,000円 × 45% – 4,796,000円 = 40,204,000円
これに+10%程度の住民税がかかるので、半分以上税金で持っていかれます…
所得金額 | 税率 | 控除額 |
1,000円〜1,949,000円 | 5% | 0円 |
1,950,000円〜3,299,000円 | 10% | 97,500円 |
3,300,000円〜6,949,000円 | 20% | 427,500円 |
6,950,000円〜8,999,000円 | 23% | 636,000円 |
9,000,000円〜17,999,000円 | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円〜39,999,000円 | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円〜 | 45% | 4,796,000円 |



利益が出た時点で、税金分の資金を別で分けておかないと大変なことに…


税金は払わなくてもバレない?


ネットでは「少額であれば確定申告をしなくてもバレない」なんて情報も目にしますよね。
ですが、未申告は必ずバレます。
なぜバレるのか、バレた場合どうなるのかを確認しましょう。
未申告はバレるのか?


確定申告の未申告や過少申告は、ほぼ確実に税務署にバレます。
税務署は仮想通貨の取引所を含む金融機関に対して、取引データなどの調査権限を持つからです。
実際に税務署の調査で、多くの申告漏れを指摘した事例もあります。


仮想通貨の税金がバレるのかについては「【無申告はヤバい】仮想通貨の税金は確定申告しないとバレる!」をご覧ください♬


バレるとどうなる?


確定申告の未申告がバレると、通常の税金に加えてさらに以下の税金を取られます。
- 未申告加算税 … 5〜15%
- 延滞税 … 最大年率14.6%
- 重加算税 … 35〜40%
仮想通貨で年間1000万円の利益があった場合の事例(本業年収400万円)
- 正しく確定申告した場合の「所得税」 約308万円
- 故意に申告せず、2年後に税務署から指摘された場合の「所得税+追徴課税」 最大約582万円



なんと税金倍増!
支払う必要のなかった税金まで取られるので、確定申告は必ず行いましょう。
仮想通貨の税金のポイント


仮想通貨の税金はどのくらい取られるのか、どんな扱いになるのかをより詳しく解説します。
利益の定義


仮想通貨において課税の対象となるタイミングは主に下記3つです。
- 仮想通貨を売却した時
- 仮想通貨で物やサービスを購入した時
- 他の仮想通貨と交換した時



売却だけじゃなく、他の仮想通貨や物との交換も課税対象になるので注意!
仮想通貨の課税タイミングについては「【必見】仮想通貨の課税タイミング8選!脱税に注意しよう」をご覧ください♬


繰越控除が使えない


仮想通貨の利益は「雑所得(総合課税)」という科目です。
雑所得の一番のデメリットは累進課税ですが、その他に繰越控除が認められないというデメリットもあります。
「繰越控除」
1年トータルの運用益がマイナスだった時に、翌年以降の利益に合算して利益額を減らせる仕組み
繰越控除を使うと、翌年以降の利益額を減らすことが可能ですが、仮想通貨においては繰越控除が認められません。



例えば、運用結果が「昨年5,000万円マイナス、今年5,000万円プラス」だった場合でも、今年の税金は利益5,000万円分払う必要があります。
利益額の計算方法


利益の計算方法は以下2種類あります。
「総平均法」… 期間中の平均取得額をまとめて計算する方法
「移動平均法」… 購入の都度、個別に取得額を計算する方法
自分で選択しますが、どちらを選んでも生涯を通した最終的な利益額は同じになります。
税金の計算方法については「【超簡単】仮想通貨の税金を計算する方法!利益は総平均法で計算しよう」で詳しく解説しています。





取引所を複数利用していると計算は難しくなります…
初心者のうちは1つの取引所で運用するのがオススメ!
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画面操作が非常にわかりやすく使いやすいのが特徴♬
また、ユーザー数が多いと確定申告に関する情報も多くネットに出るので、そこも大きな利点と言えます。
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500円という少額から取引できるので、初心者向けの取引所です。
親会社はマネックス証券で有名な東証一部上場企業のマネックスグループなので安心!
また、利益の計算には計算ツールがオススメ!
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対応取引所は約70以上で、DeFiにも対応しています。
確定申告のやり方


確定申告は以下の手順で行います。
- 必要書類を準備
- 仮想通貨の利益を計算
- 計上できる経費を確認
- 確定申告書を入力
- 税務署に提出
確定申告については「【小学生でもできる】仮想通貨の確定申告、やり方のすべて!」をご覧ください♬


税金を減らす方法


合法的に税金を減らす方法は実はたくさん存在します!
- 経費を活用する
- ふるさと納税を活用する
- 年間20万円未満の利益に抑える
- 仮想通貨の損失を利益に合算
- 税制が変わるのを待つ
- 他雑所得の損失を利益に合算
- 個人事業主になる
- 法人化する
- 不動産の減価償却費を利益に合算
- 海外移住する
節税方法については「【税金は減らせる!】仮想通貨の税金は払わないとバレる?減らす方法」をご覧ください♬


よくある質問|仮想通貨の税金はやばい?
- 仮想通貨の税金はどれくらい高いですか?
-
仮想通貨の利益に対する税金は累進課税のため、他の投資より高くなる傾向にあります。
5~55%の税率で、利益額が大きいほど税率が上がる仕組みです。
詳しくはこちらをご覧ください!
- 具体的な税金の額はどうやって計算できますか?
-
税額を知るためには、まず利益額を計算してください。
利益額に応じて、累進課税の税率を算出します。
利益額の計算には「Cryptact」や「Gtax」などの計算ツールがオススメです!
詳しくはこちらをご覧ください。
- 税金を減らす方法はありませんか?
-
合法的に節税する方法は、経費の活用や法人化など数多くあります。
詳しくはこちらをご覧ください♬
まとめ|仮想通貨の税制は不利
今回は、仮想通貨の税金について解説しました。
この記事で紹介した内容は下記の通りです。
一番こわいのは、税金を払うタイミングに資金が残っていない状況です。
自分の利益額を把握し、しっかり納税に備えましょう。



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最後までお読みいただき、ありがとうございました!