
仮想通貨の課税タイミングっていつなのかな?
売却した時だけ課税されると思ってるんだけど…



課税されるパターンは全部で8つもあるよ!
すべて把握しておかないと脱税になるから気を付けてね♪
仮想通貨の課税タイミングが分からなくて不安を感じていませんか?
課税タイミングは全部で8つあり、正確に把握しておかないと脱税になる可能性があります。


本記事を読めば、仮想通貨の課税タイミングがすべて理解できるので早速見ていきましょう。
仮想通貨の課税タイミング8選


仮想通貨の課税タイミングは全部で8つです。
- 仮想通貨を売却した
- 仮想通貨で支払いした
- 仮想通貨を他の通貨に交換した
- エアドロップで報酬を得た
- ハードフォークで新しい仮想通貨を取得した
- ステーキング・レンディングで報酬を得た
- マイニングで利益を得た
- 第三者と仮想通貨の取引をした



国税庁のサイトにも明記されているので、詳細が気になる人はチェックしてくださいね。
仮想通貨を売却した場合


購入した仮想通貨を売却し、利益が発生した場合は課税されます。
例えば、ビットコインを50万円で購入し、100万円のタイミングで売却すると「100 – 50 = 50万円」に税金がかかります。
1年間の合計額を雑所得として申告します。
所得 = 売却時の価格 – 取引時の価格
保有している通貨の価格が上がった場合は?
保有しているだけで税金はかかりません。
売却して損益が確定したタイミングで課税の対象となります。
仮想通貨で支払いした場合


仮想通貨で支払いした場合は課税の対象です。
商品の購入などで支払いした場合、「仮想通貨を日本円に交換して商品を購入した」と解釈されます。
ですので、商品の価格が仮想通貨の取得価格よりも高い場合は課税されます。
所得 = 商品の価格 – 仮想通貨の取得価格
仮想通貨を他の通貨に交換した場合


仮想通貨を他の通貨に交換した場合は課税の対象です。
ビットコインをイーサリアムに交換した場合、「ビットコインを日本円に交換し、日本円でイーサリアムを購入した」と解釈されます。
例えば、ビットコインの取得価格が50万円で、100万円のイーサリアムと交換した場合、「100 – 50 = 50万円」に税金がかかります。
所得 = 他の通貨の購入価格 – 仮想通貨の取得価格



通貨の交換については下記の動画が分かりやすいので、ぜひ見てください。
倍速にすれば約20分で見れますよ!
エアドロップで報酬を得た場合


エアドロップで仮想通貨を取得した場合、取得価格に対して課税されます。
ただし、未上場の通貨を得た場合は、通貨の売却時点で税金がかかります。
エアドロップでは「取得した仮想通貨が上場しているか」で扱いが変わるので注意してください。
■上場している場合
所得 = 仮想通貨の取得価格
■上場していない場合
所得 = 仮想通貨の売却価格
エアドロップについては「【無料で貰える】仮想通貨のエアドロップとは?メリットや最新情報!」で詳しく解説しています。


ハードフォークで新しい仮想通貨を取得した場合


ハードフォークで新しい仮想通貨を取得した場合、取得タイミングでは課税されません。
新しい仮想通貨は市場価値がないので、「価値のないもの」として判断されるためです。
ハードフォークで得た仮想通貨は売却時の所得に税金がかかります。
所得 = 仮想通貨の売却価格
ハードフォークとは
ハードフォークとは、ブロックチェーンの分岐のことです。
ある通貨から互換性のない新しい通貨が生まれます。
過去には、ビットコインからビットコインキャッシュが分岐したり、イーサリアムからイーサリアムクラシックが分岐しています。
ステーキング・レンディングで報酬を得た場合


ステーキングやレンディングで仮想通貨を取得した場合、取得価格に対して課税されます。
売却時の価格ではないので注意してください。
所得 = 仮想通貨の取得価格
ステーキングについては「【不労所得】仮想通貨のステーキングとは?保有するだけで稼げる!」で詳しく解説しています。


レンディングについては「【放置で稼ぐ】仮想通貨のレンディングとは?始め方やリスクについて」で詳しく解説しています。


マイニングで利益を得た場合


マイニングで利益を得た場合、取得価格に対して課税されます。
マイニングにかかった費用は経費として計上できるので、取得価格から経費を引いた金額が所得になります。



個人がマイニングで稼ぐのはほぼ不可能なので、仮想通貨の売買などで稼ぎましょうね。
所得 = 仮想通貨の取得価格(総額) – マイニングの経費
マイニングについては「【知らないと大赤字!?】仮想通貨のマイニングとは?結局稼げるの?」で詳しく解説しています。


第三者と仮想通貨の取引をした場合
第三者と仮想通貨の取引をした場合、税金がかかる場合があります。
- 家族に仮想通貨を贈与
- 家族や友人と仮想通貨の貸し借り
- 取引所を介さずに仮想通貨を取引
家族や友人でも仮想通貨の贈与は贈与税の対象となるので注意してください。



ケースバイケースなので、不安な人は管轄の税務署に行くのをおすすめします。
課税を免れる方法


結論、購入した仮想通貨を売却せずに持ち続ければ課税されません。
課税のタイミングは様々ですが、売却さえしなければ税金はかかりません。
ですので、ビットコインやイーサリアムに長期投資するのが最もおすすめです。



僕自身、ビットコインを毎月買い増ししています(笑)
【有益】確定申告を簡単に済ませる方法


確定申告で一番面倒なのは「仮想通貨の利益計算」です。
仮想通貨の利益計算は以下の方法を使えば簡単に済ませられます。
- 取引所を一つに絞る
- 自動計算ツールを使う



僕自身、「Cryptact」という自動計算ツールを利用しています。
煩わしい計算が不要になるので時短になりますよ!
仮想通貨の税金計算については「【超簡単】仮想通貨の税金を計算する方法!利益は総平均法で計算しよう」で詳しく解説しています。


取引所を一つに絞るなら「コインチェック」
- 関東財務局登録済みの暗号資産交換業者
- 国内最大級のユーザー数
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500円という少額から取引できるので、初心者向けの取引所です。
親会社はマネックス証券で有名な東証一部上場企業のマネックスグループなので安心!
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Cryptactは国内No.1の自動計算ツールで、対応通貨数は約14,000以上です。
海外取引所やDeFiにも対応しているので、複雑な計算もあっという間に計算できますよ。
よくある質問|仮想通貨の課税タイミング
- 仮想通貨を保有するだけでも税金はかかりますか?
-
仮想通貨を保有しているだけなら税金はかかりません。
- 確定申告のやり方がわかりません。
-
確定申告は「【小学生でもできる】仮想通貨の確定申告、やり方のすべて!」で詳しく解説しています。
確定申告についてはこちら!【小学生でもできる】仮想通貨の確定申告、やり方のすべて! 確定申告難しすぎる〜!こんなの誰も出来ないだろ、うんそうだ、諦めよう。 ちゃんと申告しないと痛い目にあうわよ?仕方ないわね、誰でもわかるように解説するから付い… - 所得が20万円以下の場合、税金は払わなくてもよいですか?
-
確定申告は不要ですが、住民税の申告が必要です。
住民税の申告は「【30分で完結】住民税の申告方法!仮想通貨の利益は申告必須!」で詳しく解説しています。
住民税の申告についてはこちら!【30分で完結】住民税の申告方法!仮想通貨の利益は申告必須! 仮想通貨で利益が出たんだけど、住民税の申告方法が分からないんだよね…そもそも住民税の申告って必要なの? 仮想通貨で利益が発生した場合は住民税の申告が必要だよ… - 仮想通貨の確定申告をしないとバレますか?
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国税庁(税務署)はすべての取引を調査する権限があるので確実にバレます。
仮想通貨の税金はバレる!【無申告はヤバい】仮想通貨の税金は確定申告しないとバレる! 仮想通貨で利益が出たんだけど、税金は払いたくないな〜。払わなくてもバレない方法ってないのかな? バレない方法はないよ!もしバレたら追加で税金を払うことになるか…
まとめ|課税のタイミングは8つある!
今回は、仮想通貨の課税タイミングについて解説しました。
この記事で紹介した内容は下記の通りです。
課税のタイミングは以下の通りです。
- 仮想通貨を売却した
- 仮想通貨で支払いした
- 仮想通貨を他の通貨に交換した
- エアドロップで報酬を得た
- ハードフォークで新しい仮想通貨を取得した
- ステーキングで報酬を得た
- マイニングで利益を得た
- 第三者と仮想通貨の取引をした
仮想通貨の利益計算はツールを使えば時短になります。
僕も実際に「Cryptact」を利用していますが、面倒な計算が不要になりました。



計算に不安を感じる人はぜひ導入を検討してください。
また、取引所は一つに絞ることで管理が楽になります。
おすすめは国内最大級のユーザー数を誇るコインチェックです。
仮想通貨の課税タイミングをしっかり把握して、仮想通貨で稼ぎましょうね。



最後までお読みいただき、ありがとうございました!