
仮想通貨で利益が出たんだけど、具体的に税金がいくらかかるのか知りたいんだよね。
具体例とか早見表があるとイメージしやすいんだけど…



たしかに具体例があると分かりやすいよね!
今回は、誰でも理解できるように年収別の早見表を作ってみたよ♪
具体的な計算例も解説するから安心してね♫
「仮想通貨で利益が出たけど、具体的にいくら税金がかかるのか分からない」とお悩みではありませんか?
仮想通貨は雑所得の総合課税なので、利益に対して累進課税が適用されます。
利益が大きくなればなるほど税金は増えますが、実際の税額はイメージしにくいですよね?



本記事では、具体的な税額がイメージしやすくなるように、年収別の早見表や具体的な計算例をご紹介します。


本記事を読めば、具体的な税額が把握できるので納税の際に役立ちますよ!
\ 最短1分 /
税金の種類と税率について


仮想通貨の利益には「所得税」「住民税」「復興特別所得税」がかかります。
種類 | 税率 |
---|---|
所得税 | 5〜45% |
住民税 | 10% |
復興特別所得税 | 所得税の2.1% |
合計 | 15.105〜55.945% |



住民税は基本的に固定です。
復興特別所得税は所得税の2.1%なので、所得税に応じて変動します。
【早見表】所得税
所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円〜1,949,000円 | 5% | 0円 |
1,950,000円〜3,299,000円 | 10% | 97,500円 |
3,300,000円〜6,949,000円 | 20% | 427,500円 |
6,950,000円〜8,999,000円 | 23% | 636,000円 |
9,000,000円〜17,999,000円 | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円〜39,999,000円 | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円〜 | 45% | 4,796,000円 |
仮想通貨は雑所得の総合課税なので、所得が増えれば増えるほど税金は高くなります。
所得が4,000万円を超える場合は税率が45%なので、所得の約半分を税金として納める必要があります。



普通に高すぎですね…
仮想通貨が税制面で不利と言われる理由です。
所得税については「【地獄の税金】仮想通貨の所得税はどれくらい取られる?節税も解説!」で詳しく解説しています。


【早見表】年収別・利益金額別の税額


各早見表は年収と仮想通貨の利益額で分けています。
仮想通貨の利益が100〜300万円の場合


年収700万円の人が仮想通貨で200万円の利益を出した場合、税額は約60万円となります。
仮想通貨の利益が400〜600万円の場合


年収700万円の人が仮想通貨で500万円の利益を出した場合、税額は約156万円となります。
仮想通貨の利益が700〜900万円の場合


年収700万円の人が仮想通貨で800万円の利益を出した場合、税額は約279万円となります。
【具体例】所得税の計算


所得税の計算の具体例を解説します。
仮想通貨で100万円の利益が出た場合
仮想通貨で100万円の利益が出た場合、所得税の税率は5%です。
実際の税額は「100万円 × 0.05% = 5万円」となります。



利益が100万円の場合は控除がありません。
仮想通貨で1,000万円の利益が出た場合
仮想通貨で1,000万円の利益が出た場合、所得税の税率は33%です。
実際の税額は「10,000,000円 × 0.33% – 1,536,000円 = 1,764,000円」となります。



仮想通貨で1,000万円稼ぐと、約170万円の所得税がかかります。
仮想通貨で1億円の利益が出た場合
仮想通貨で1億円の利益が出た場合、所得税の税率は45%です。
実際の税額は「100,000,000円 × 0.45% – 4,796,000円 = 40,204,000円」となります。



仮想通貨で1億円稼ぐと、約400万円の所得税がかかります。
恐ろしい金額ですね…
仮想通貨で課税されるタイミング


仮想通貨で課税されるタイミングは主に3つです。
- 仮想通貨を売却した
- 仮想通貨で支払いした
- 仮想通貨を他の通貨に交換した



厳密には他にもたくさんあります。
仮想通貨はかなりややこしいので注意してくださいね。
仮想通貨の課税タイミングは「【必見】仮想通貨の課税タイミング8選!脱税に注意しよう」で詳しく解説しています。


税金の計算方法


仮想通貨の税金を計算する方法は主に2つです。
総平均法 | 期間中の平均取得額をまとめて計算する方法。 |
移動平均法 | 取得の度に平均取得額を計算する方法。 |



基本的には総平均法で計算すればOKです。
一度決めた計算方法は3年間変更できないので注意してくださいね♪
税金の計算方法については「【超簡単】仮想通貨の税金を計算する方法!利益は総平均法で計算しよう」で詳しく解説しています。


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Cryptactは国内No.1の自動計算ツールで、対応通貨数は約14,000以上です。
海外取引所やDeFiにも対応しているので、複雑な計算もあっという間に計算できますよ。
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Gtaxは税理士事務所にも導入されている自動計算ツールです。
対応取引所は約70以上で、DeFiにも対応しています。
【合法】税金を減らす方法


税金を減らす方法は以下の通りです。
- 経費を活用する
- ふるさと納税を活用する
- 年間20万円未満の所得に抑える
- 仮想通貨の損失を利益に合算
- 税制が変わるのを待つ
- 他雑所得の損失を利益に合算
- 個人事業主になる
- 法人化する
- 不動産の減価償却費を利益に合算
- 海外移住する



税金を減らす方法はたくさんあるので、うまく活用して節税しましょう♪
税金を減らす方法は「【税金は減らせる!】仮想通貨の税金は払わないとバレる?減らす方法」で詳しく解説しています。


仮想通貨で利益が出たら確定申告が必要


仮想通貨の所得が20万円以上の場合は「確定申告」、20万円以下の場合は「住民税の申告」が必要です。
所得が20万円以上の場合は「確定申告」
仮想通貨の所得が20万円以上の場合は確定申告が必要です。
確定申告については「【小学生でもできる】仮想通貨の確定申告、やり方のすべて!」で詳しく解説しています。


所得が20万円以下の場合は「住民税の申告」
仮想通貨の所得が20万円以下の場合、確定申告は不要ですが住民税の申告が必要です。
住民税の申告については「【30分で完結】住民税の申告方法!仮想通貨の利益は申告必須!」で詳しく解説しています。





仮想通貨の利益がない場合は確定申告や住民税の申告は不要です。
よくある質問|税金の具体例
- 仮想通貨の税金には何がありますか?
-
主に、「所得税」「住民税」「復興特別所得税」があります。
所得税は累進課税、住民税は一律10%、復興特別所得税は所得税の2.1%がかかります。
- 年収別・利益金額別の税額を教えてください。
-
下記で詳しく解説しています。
- 所得税の計算の具体例を教えてください。
-
下記で詳しく解説しています。
- 仮想通貨の利益は確定申告しないとバレますか?
-
国税庁(税務署)は取引所への調査権限を持っているので確実にバレます。
確定申告しないとバレる!【無申告はヤバい】仮想通貨の税金は確定申告しないとバレる! 仮想通貨で利益が出たんだけど、税金は払いたくないな〜。払わなくてもバレない方法ってないのかな? バレない方法はないよ!もしバレたら追加で税金を払うことになるか…
まとめ|具体的な税額を把握しよう!
今回は、仮想通貨の税金の具体例について解説しました。
この記事で紹介した内容は下記の通りです。
仮想通貨の税金計算には自動計算ツールがおすすめです。
早見表を参考に、まずは具体的な税額を把握しましょうね♪



最後までお読みいただき、ありがとうございました!