
よく知らないけどICOって儲かるんでしょ?
やってみようかな〜!



ICOは8割が詐欺とも言われる厳しい世界だよ。
ちゃんと理解してから投資するか考えるべし!
「よく聞くICOって何?今も稼げるのかな?」と考えていませんか?
結論、ICO投資はあまりオススメできません。
この記事を読めば、オススメできない理由と現在のICOの状況、そしてICOよりオススメの仮想通貨で稼ぐ方法がわかります!
ICOとは


ICOは Initial Coin Offering(イニシャル・コイン・オファリング)の略で、新しい仮想通貨を発行し販売することで、資金調達をする仕組みのことです。
企業はICOを使って、新しいプロジェクトの資金を世界中から集めることが可能です。



「クラウドセール」「トークンセール」「トークンオークション」とも呼ばれます。
ICOの仕組み


ICOの主な手順は以下の通りです。
- 新プロジェクトの内容を公開(ホワイトペーパー)
- 新しい仮想通貨(トークン)を発行
- プロジェクトに賛同してくれた投資家が、新規発行した仮想通貨(トークン)を購入
- 集まった資金でプロジェクトを進める
- 投資家は、プロジェクトが成功し、購入した仮想通貨(トークン)の価格が上がったところで売れば利益を得られる



ちなみにトークンの販売は
「プライベートセール」
メンバーや親戚など一部関係者のみに販売
「プレセール」
会員やサポーターなど条件を満たした人のみに販売
「クラウドセール」
全ての人に販売
の3段階に分けて行われることが多いです!
ICOの将来性


ICOが最も話題になったのは2018年頃の話でした。
それでは現在、そして未来の投資対象としての期待値はどうなのか、が気になる部分ですよね。
ICOの将来性を見るのに、まずは歴史から振り返りましょう。
ICOの歴史


世界初のICOは2013年に発行されたMaster Coinでした。
その後、仮想通貨市場の値上がりと共にICOは拡大し、2018年には合計78億円もの資金調達がICOによって行われました。
しかし2018年前半のピークを境に同年後半には大幅な減少を記録し、ICO市場の縮小は現在まで続いています。



詐欺が多すぎることが減少の大きな要因となりました。


ICOの将来性


現在ICO市場は縮小し、代わりに「IEO」「IDO」「STO」など別の資金調達法が出てきています。
これは、日本でICOを行うには暗号資産交換業の登録が必須になった影響が大きいです。
コインチェックなどの大手取引所が暗号資産交換業に該当します。
「暗号資産交換業」
暗号資産の取り扱いについて、金融庁から登録を受けている業者のこと



つまり、ICOをしたい場合、取引所等に協力してもらう必要があります!
この法改正により詐欺に遭うリスクは大幅に減りましたが、取引所が広く販売することでライバルが増え、大きく稼ぐことも難しくなりました。
「IEO」「IDO」「STO」


2018年に大きな盛り上がりを見せたICOですが、多くの詐欺案件が出回り市場は縮小しました。
そこから、安全性を強化した少し違った資金調達の方法が出てきています。
IEO


Initial Exchange Offering(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)の略で、仮想通貨取引所のサポートを受けて仮想通貨(トークン)を販売し資金調達をする手法です。
トークン発行元の企業に詐欺などの問題が発覚すれば、サポートに入る取引所の信頼に大きく影響するため、取引所は厳正な審査を行います。
そのため、ICOより信頼性が高いと言えるでしょう。



サポートする取引所での上場がほぼ確実なので、買ったトークンが売れなくなるリスクも小さいです。
IDO


Initial DEX Offering(イニシャル・デックス・オファリング)の略で、分散型取引所(DEX)のサポートを受けて仮想通貨(トークン)を販売し資金調達する方法です。
「DEX(分散型取引所)」
ブロックチェーンの仕組みを使い、企業などが管理することなくユーザー同士が直接やり取りをする取引所のこと
IDOはIEOのDEX版で、IEO同様詐欺などのリスクを抑えられます。
STO


Security Token Offering(セキュリティー・トークン・オファリング)の略で、セキュリティートークンを使って資金調達する方法です。
「セキュリティートークン」
有価証券(株や債券)をブロックチェーン上でデジタル化したもの
セキュリティートークンは法律上も「証券」として扱われ、政府機関の審査を通過しなければ発行できません。
そのためIEOやIDOと比べても、最も詐欺などに遭う危険性が低い投資対象と言えます。
「IEO」「IDO」「STO」は儲かるのか?


結論、「IEO」「IDO」「STO」でICOのように大きく稼ぐことは難しいです。
ICO投資は主に以下の仕組みで儲かります。
- 将来性のあるトークンが、広く世に知られていない状態でICOで販売される
- 将来性を見極めた投資家がこのトークンを買う
- ICOで集めた資金で順調にプロジェクトが伸び、取引所に上場して誰でも購入可能になる
- 取引所に上場したことで認知が広まり、たくさんの人が買う
- ICOの時点で買っていた投資家は、値上がりしたタイミングで売って利益を出す



要するに、将来性があり、かつICOの時点では少人数しか購入していない(できない)ものが儲かります!
ICOに比べ「IEO」「IDO」「STO」は、トークン販売時に多くの人が情報を見れるため、大きく稼ぐのは難しいと言えます。
ICO投資のメリット


ICOのメリットは主に以下2点です。
- 大きなリターンが期待できる
- 少額から投資できる
大きなリターンが期待できる


ICO投資のメリットは、何と言っても大きなリターンが期待できることです。
ICOで購入するトークン(仮想通貨)は上場前なので、上場後価格が上がった時に売却すれば大きな利益が得られます。



早めに売り切るのが大切です!
少額から投資できる


ICO投資は少額から始められるのもメリットです。
IPOと呼ばれる、ICOの株式版の投資では、最低投資額が数十万円以上ですが、ICOはもっと小さな金額で始められます。



少額でOKだから、分散投資も可能です!
ICO投資のデメリット


ICOのデメリットは主に以下2点です。
- 詐欺プロジェクトが多い
- 大損する可能性がある
詐欺が多い


ICOが流行り始めた頃、最も問題となったのが詐欺の被害です。
当時はICOのなんと8割が詐欺とも言われていました。





現在日本では規制が入り詐欺がかなり減ったとは言え、引き続き注意が必要です!
大損する可能性


ICO投資は、詐欺じゃなくても大損する可能性があります。
例として考えられるのは、取引所に上場せずにプロジェクトが終了することです。



上場して価格が上がった時に、売って利益を出すのが一般的なICO投資の戦法です。
上場しないと、売ること自体できません…
また、上場しても買いたい人より売りたい人が多ければ、価格は上がらず利益が出ません。
このように上場後暴落してしまうICOプロジェクトは以下のような特徴があります。
- ICO投資で購入できる期間が長い
- 売り切れずに販売期間終了まで買える状態
- 販売期間が終わった後に「特別枠」などと言ってまた売る
- SNSなどで頻繁に見かけ、代理販売所が多い



まとめると「買える人が少ないICOを選ぶべき」ですが、こういった案件は一部の富裕層が独占していることが多いです…
ICO参加手順


ICO投資の手順をご紹介します!
ICOで購入した仮想通貨(トークン)を保管するのにウォレットが必要です。
事前に作りましょう。
ウォレットについては「【知らないと資産を失う】仮想通貨のウォレットとは?オススメはこれ!」をご覧ください!


投資するICOプロジェクトを選びましょう。
「ICO Drops」などの情報サイトを見るのもオススメです。
目星のプロジェクトを見つけたら、ホワイトペーパー(企画書)などしっかり確認し、詐欺案件に注意しましょう。
参加したいICOプロジェクトのトークンセールが始まったら、購入したい量に応じて指定の仮想通貨を送金します。
購入したトークンを受け取れば、ICO投資の手続き完了です。
トークンが値上がりしたタイミングで売却すれば、利益を得られます♬
仮想通貨でオススメの稼ぎ方


まとめると、以下3点の理由でICO投資はあまりオススメできません。
- 詐欺被害が多い
- 仮想通貨(トークン)が上場できないと売ること自体できない
- 一部良いICOプロジェクトがあっても、大体一部の富裕層が独占している
仮想通貨で稼ぎたいなら、普通に売買をして稼ぐのがオススメ!



仮想通貨の価格は日々変動します。
稼げるタイミングを逃さないために、取引所は必ず前もって開設しておきましょう!
オススメの取引所は以下の3つです♬
①コインチェック
- 関東財務局登録済みの暗号資産交換業者
- 国内最大級のユーザー数
- ビットコイン(BTC)の取引手数料無料
- 500円から購入可能
500円という少額から取引できるので、初心者向けの取引所です。
親会社はマネックス証券で有名な東証一部上場企業のマネックスグループなので安心!
②DMM Bitcoin
- 各種手数料が無料
- 25通貨でレバレッジ取引が可能
- 取引ツールが豊富
- LINEを活用したカスタマーサポート
各種手数料が無料で、レバレッジ取引が幅広くできるのが特徴です。
カスタマーサポートも充実しているので初心者の人にもおすすめです。
今なら新規口座開設で全員に2,000円プレゼント(※2023/8/1まで)
③bitbank
- 1円未満からお試し購入可能
- 取扱通貨は29通貨
- 60種のテクニカル分析が利用できるリアルタイムチャート
- マイナス手数料(Makerの場合のみ)
取扱通貨数が29種類で、Makerの場合はマイナス手数料になります。
1円未満からお試し購入も可能なので初心者の人にもおすすめです!
よくある質問|ICOとは?
- ICOとは何ですか?
-
ICOは Initial Coin Offering(イニシャル・コイン・オファリング)の略で、新しい仮想通貨を発行し販売することで、資金調達をする仕組みです。
詳しくはこちらをご覧ください♬
- ICOはまだ稼げますか?
-
以下3点の理由から稼ぐのにはあまりオススメできません。
- 詐欺被害が多い
- 仮想通貨(トークン)が上場できないと売ること自体できない
- 一部良いICOプロジェクトがあっても、大体一部の富裕層が独占している
詳しくはこちらをご覧ください。
仮想通貨で稼ぎたいなら、コインチェックなどの取引所で普通に売買をして稼ぐのがオススメです!
- 現在日本でICOの規制はありますか?
-
現在日本でICOを行うためには、暗号資産交換業の登録が必須です。
取引所などに代理で販売してもらう必要があるため、詐欺はかなり減りました。
詳しくはこちらをご覧ください!
まとめ|ICO投資より売買取引
今回は、ICOについて解説しました。
この記事で紹介した内容は下記の通りです。
まとめると、ICO投資は以下3点の理由からあまりオススメできません。
- 詐欺被害が多い
- 仮想通貨(トークン)が上場できないと売ること自体できない
- 一部良いICOプロジェクトがあっても、大体一部の富裕層が独占している



仮想通貨で稼ぎたいなら、普通に売買をするのがオススメ!
オススメの取引所は以下3つです♬
取引所 | 説明 |
---|---|
国内ユーザー数No.1の取引所。 アプリが使いやすく初心者におすすめ。 | |
DMMグループの運営する取引所。 レバレッジ取引が魅力。 | |
手数料の安さが魅力。 取扱通貨が豊富で色々な通貨に投資できる。 |



最後までお読みいただき、ありがとうございました!