
確定申告難しすぎる〜!
こんなの誰も出来ないだろ、うんそうだ、諦めよう。



ちゃんと申告しないと痛い目にあうわよ?
仕方ないわね、誰でもわかるように解説するから付いてきて。
「仮想通貨で利益が出て確定申告が必要だけど、難しくてよくわからない」と困っていませんか?
この記事だけ読めば確定申告が完了できちゃいます♬
きちんと申告しないと、本来払う必要のなかった税金までかかる場合があるので、しっかり確認してください。


※この記事は1つの会社からのみ給与をもらう会社員を前提とした内容になっています。
仮想通貨の確定申告に関する基本情報


具体的な申告手順の前に、まずは仮想通貨の確定申告の基本を確認しましょう。
具体的な申告手順のみを知りたい方はこちら。
ここでは
- 確定申告の要否
- 確定申告をしないとどうなるか
- 提出期限
について簡単に解説します。
確定申告の要否


結論、仮想通貨の利益は確定申告の対象です。
ただし、対象となるのは仮想通貨の所得が年間20万円以上の場合です。
仮想通貨投資における利益とは
- 通貨売却時
- 通貨同士の交換
- 通貨を決済に利用
この3つのシチュエーションで利益と見なされます。
売却時だけではない点に注意しましょう。
確定申告しないとどうなるのか


本来払うべき税金はもちろん、「無申告加算税(10〜20%)」および「延滞税(最大年率14.6%)」といった追加の税金が課税されます。
また、最悪の場合犯罪に該当するので、確定申告が必要な場合は必ず行いましょう。
提出期限


確定申告の提出期間は、基本的に翌年2月16日〜3月15日です。
ただ、期限ギリギリだと税務署はかなり混み合う、かつ間違っていた場合の修正も考え早めの提出を心がけましょう。
具体的な申告方法


いよいよ具体的な確定申告のやり方について、順を追って解説していきます!
主な手順は以下の通りです。
- 必要書類を準備
- 仮想通貨の利益を計算
- 計上できる経費を確認
- 確定申告書を入力
- 税務署に提出
それぞれ具体的に見ていきます。
①必要書類を準備


まずは確定申告書の入力に必要な以下2つの書類を用意してください。
- 源泉徴収票
- 取引履歴書
詳しくは「【30分で終わる】仮想通貨の確定申告、3つの必要書類とやり方」の記事をチェック!


源泉徴収票に関しては、年末〜年明けにかけて会社から配られるのでこちらからのアクションは不要です。
取引履歴書は、各取引所にて取得可能。
例としてコインチェックの画面を載せておきます。


このように、どの仮想通貨取引所でも取得できるので確認しましょう。
取引所を複数利用している場合、取引所それぞれに取得が必要で利益計算も煩雑になります。



運用上どうしても必要になるまでは、1つの取引所で運用するのがオススメ!
オススメは、国内最大級のユーザー数を誇るコインチェックです。
画面が非常に使いやすいのが特徴で、1つにまとめるなら最も使い勝手が良いでしょう。
また、ユーザー数が多いと必然的に確定申告に関する情報も多くネットに出ているので、その点も大きな利点と言えます。
Coincheck
- 関東財務局登録済みの暗号資産交換業者
- 国内最大級のユーザー数
- ビットコイン(BTC)の取引手数料無料
- 500円から購入可能
500円という少額から取引できるので、初心者向けの取引所です。
親会社はマネックス証券で有名な東証一部上場企業のマネックスグループなので安心!
②仮想通貨の利益を計算


次に確定申告の対象となる利益を計算します。
仮想通貨投資においては、以下3つのシチュエーションが利益と見なされます。
- 保有している仮想通貨を売却した時
- 保有している仮想通貨を決済に利用し、物やサービスを購入した時
- 保有している仮想通貨を別の種類の仮想通貨と交換した時
(参考:国税庁)
以下に具体例を載せておきます。
保有している仮想通貨を売却した時
取得時の価格と売却時の価格の差額が利益と見なされます。
価格200万円の時に1ビットコイン購入。(200 × 1 = 200)
3か月後、価格300万円の時に1ビットコイン売却。(300 × 1 = 300)
300万円 – 200万円 = 100万円の利益
保有している仮想通貨を決済に利用し、物やサービスを購入した時
決済に利用した時に、一度日本円に換金していると見なされ、
取得時の価格と、決済利用時の価格の差額が利益となります。
価格200万円の時に1ビットコイン購入。(200 × 1 = 200)
価格300万円の時に1ビットコインを決済に使い300万円のカメラセットを購入。(300 × 1 = 300)
300万円 – 200万円 = 100万円の利益
保有している仮想通貨を別の種類の仮想通貨と交換した時
交換する時に一度日本円に換金していると見なされ
取得時の価格と交換時の価格の差額が利益となります。
価格200万円の時に1ビットコイン購入。(200 × 1 = 200)
価格300万円の時にイーサリアム(価格50万円)を6つ購入。(300 × 1 = 300)
300万円 – 200万円 = 100万円の利益
また、利益の計算方法には2種類あり、どちらかを自分で選択する必要があります。
- 「総平均法」… 期間中の平均取得額をまとめて計算する方法
- 「移動平均法」… 期間中の平均取得額をまとめて計算する方法
選択した計算方法は3年間変更できないため、その点も加味して選びましょう。
それぞれの計算方法で算出される年間の利益額は異なる場合があります。
ただし、どちらを選択しても生涯を通して最終的には必ず同じ利益額になります。



有料の利益計算ツールなども基本は総平均法で計算するので、迷ったら総平均法を選べばいいですよ♬
税金の計算方法については「【超簡単】仮想通貨の税金を計算する方法!利益は総平均法で計算しよう」で詳しく解説しています。


また、ご自身での計算が不安な方には計算ツールがオススメ!



実は僕たちも使っています。
Cryptactは取引件数50件、Gtaxは100件まで無料で使えます!
ただし、ツールによって対応していない取引所があるので、使っている取引所が対象かどうかを確認してから契約しましょう。
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海外取引所やDeFiにも対応しているので、複雑な計算もあっという間に計算できますよ。
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Gtaxは税理士事務所にも導入されている自動計算ツールです。
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③計上できる経費を確認


次に、計上できる経費をあらかじめ洗い出しておきましょう。
仮想通貨取引の経費にあたる例をいくつか挙げておきます。
仮想通貨の取得費
200万円で購入した1ビットコインを、価格300万円の時に売却した。
この場合取得時の200万円がすべて経費になり、売却価格から経費として取得時価格を差し引いた金額が利益となる。
300万円(売却価格)ー200万円(取得価格)=100万円(利益)
取引をする上でかかる各種手数料
仮想通貨の売却時に取引所に払った手数料540円。
仮想通貨のコンサルティング費用
仮想通貨投資を人から教わるのに払った費用30万円。
仮想通貨のセミナーへの参加費や交通費
住んでいる大阪から、東京の仮想通貨セミナーに行った時の交通費往復5万円と、セミナー参加費5,000円。
仮想通貨取引に使用しているスマートフォンの利用料金
スマホで仮想通貨取引をしているため、その利用料金である月額1万円。
1日のうち平均4時間程度、仮想通貨の取引に利用している。
1万円×(4時間/24時間)=約1,667円





経費ははっきりとした線引きがないので、一度税理士に相談することをおすすめします。
経費については「【節税対策】仮想通貨の経費になるのは?パソコンやスマホも申告可能」で詳しく解説しています。


④確定申告書を入力


いよいよ確定申告書に入力していきます。
確定申告書の入力に進むには、提出方法の選択が先に求められます。
提出には、紙と電子の2通りあるので事前に決めておきましょう。



マイナンバーカードとスマートフォンがある方は、税務署に出向く必要がない電子での提出がオススメです。
一部対象外スマートフォン端末あり。こちらのサイトよりご確認ください。
マイナンバーカードがないと、e-taxの利用にIDとパスワードの発行が必要です。
発行には、申告前に一度税務署に出向く必要があるため紙での提出を推奨します。
提出方法が決まったら以下国税庁のサイトにて確定申告書の入力を行いましょう。
「作成開始」のボタンから、提出方法を選択します。
確定申告書にはいくつか種類がありますが、基本的に1つの会社からの給料+仮想通貨の利益のみであれば所得税の申告を選びましょう。
画像付きの詳しい入力方法は「【たった5分】確定申告書に仮想通貨の利益を記入する方法!」で解説しています!


⑤税務署に提出


確定申告書の作成が終われば、税務署に提出して完了です。
電子の場合は確定申告書作成の流れのまま送信して完了ですが、
紙の場合以下3つの提出方法があります。
- 税務署へ郵送:所轄税務署に送付する
- 税務署の受付に提出:所轄税務署の窓口に直接持ち込む
- 税務署の時間外収受箱に投函:所轄税務署の時間外収受箱に投函する
詳しくは国税庁サイトをご確認ください。
税務署に行ったら教えてもらえる?


結論、最低限の準備をしていけば可能です!
ここまで確定申告の具体的な手順を解説しましたが、それでも自信がないという方もいるでしょう。
そういう方には最終手段として「税務署で教わる」という方法もあります。



もちろん、事前に源泉徴収票と取引履歴書の準備、利益額の計算は済ませていく必要がありますが、それだけ揃えれば税務署にて手助けしてもらうことは可能です。
訪問相談には予約が必須ですのでご注意ください!
ただし、確定申告書の提出期限ギリギリの時期になると税務署はかなり混むので、必ず早めに行くようにしましょう。
よくある質問|確定申告のやり方
- 仮想通貨の確定申告はどのようにすればよいですか?
-
手順は以下の通りです。
- 必要書類を準備
- 仮想通貨の利益を計算
- 計上できる経費を確認
- 確定申告書を入力
- 税務署に提出
詳しくはこちらをご覧ください♬
- 税務署に行ったら教えてもらえますか?
-
もちろん可能です!
ただし、必要書類を揃え利益計算を済ませていく、提出期限に余裕を持って予約することが必要です。
詳しくはこちらをご確認ください。
まとめ|確定申告は難しくない


今回は、仮想通貨利益の確定申告のやり方についてご紹介しました。
まとめると以下手順にて行います。
- 必要書類を準備
- 仮想通貨の利益を計算
- 計上できる経費を確認
- 確定申告書を入力
- 税務署に提出
申告の中で最も大変な「利益の計算」を楽にする方法は以下2つ!
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初めての確定申告は何かと大変ですが、一度できれば安心して仮想通貨投資ができますよね!
この記事があなたのお役に立てば嬉しいです♬